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- 絵手紙ギャラリー
exhibition room 展示室
昭和25年(1950年)に昭和天皇がご巡幸の際に宿泊された木造2階建ての洋館は、大正時代に英国から資材を取り寄せて建築したもので、現在ではマントルピース、ステンドグラス、シャンデリアなどの豪華な内装品を本館2階のロビーに移設し、展示室としております。

大正10年(1921年)頃のふなやの客室

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picture letter gallery 小池邦夫 絵手紙ギャラリー


小池邦夫(Kunio Koike)
絵手紙創始者・小池邦夫は、幼い日、故郷松山の大山神社の鳥居に彫られた三輪田米山の書にひきつけられて以来、
書家を志しました。高校卒業後、芸術を学ぶべく東京学芸大学書道科へ進学します。
しかし、臨書の繰り返しに疑問をいだきはじめた小池は、自分のエネルギーの捌け口として同郷の友人・正岡千年氏あてに手紙を書き始めました。模索を続けた20代、生涯の師となる作家・瀧井孝作、画家・中川一政と出会い、
作家とはなにか芸術とはなにかを体当たりでつかもうとしました。
そして転機となる1978年、37歳。
雑誌「季刊 銀花」で1年間をかけて6万枚の肉筆絵手紙を発表し、これをきっかけに絵手紙は世に知られるものとなりました。
以来30年。現在でも絵手紙人口は増え続けています。
「ヘタでいいヘタがいい」をモットーに、いまや国内はもとより海外にもその輪は広がり、
言葉の壁を越えて普段着のアートとして、人と人との心をつなぐ存在となった絵手紙。
携帯電話やパソコンでのやりとりが日常となった現在、
「心の絆」を一枚のハガキに託して、生きる歓びを伝え合う絵手紙は幅広い世代に共感を得ています。